秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

ここに咲き誇れ 喜びも悲しみも


滝沢歌舞伎2015 全52公演 お疲れさまでした!






今年の春もはやしくんは凛としてその場所にいました。




初日の幕が開いて。春の踊り、滝様のフライングを受け止めるのは江田林で。滝様に向けて伸ばしたはやしくんの手は美しかったけれどそれよりも今年も任せてもらえた、って安心感が大きくて。
いにしえ、最初はすのーまん。盆が回ってぜいまどめいど、みんないる?えださんがいてりょーたがいて、はやしくんはいない。もしかして去年と同じかな?赤布持って出てくるのかなって期待した。でもそのタイミングでは出てこなくて。この時ステージ上にはやしくんが立てるスペースはなくて、えだりょシンメできれいにフォーメーションができあがっていたんだよね。赤布を持ってきたのは薮くんで、薮→北山のソロを挟んで投げられて。あぁもうこの曲には出てこないんだ、って気づいてしまって、ちょっと涙が出た。


”今年も滝沢歌舞伎に華を添えます”
はやしくんらしい口上だなと思った。それと同時に、やっぱりそういう立ち位置なんだなって感じてしまった。
10周年の節目の年であること、シンガポール公演を前提に作られた日本公演であること、そしてあくまで滝様の舞台であること。には敵わないんだなと。




初日のここまででいろいろ悟った気持ちになってしまったけれど、最終的には楽しい!って思えたからよかったかな。いつも春のはやしくんは、凛という字が似合うなぁと思うのだけど今年はそれに加えて『美』だなぁと。踊る姿がすべて美しくて、それだけで幸せでした。shadow danceは映像とダンスをコラボした演出でスクリーンに漢字が出てくるのだけど、美・愛・絆の3つが順に出てきて、最後にはやしくんがその3つを纏って踊るのです。そこが本当に大好きだった。




いつかも、shadow danceも、白塗りの時のナレーションも、スパデリも、WITH LOVEも、They武道は3人でひとつでした。3人のダンスはそれぞれタイプが全然違うし、揃って見えるけどそんなに揃ってない(笑)んだけど3人で踊るときにだけ重なる音があって、3人じゃなきゃ作れない色があるんです。それを見て、3人揃ったときにこんなにも強くなるのかってびっくりして。プレゾンでは3人で出てるんだけど、歌舞伎に3人で出るのは初めてだからかなー*1。えだしょた2人で滝様の脇を固めている感じが大好きだったけど、3人っていいなって感じたのは今年だからこそ。They武道かっこいいねって心底感動して嬉しかったなぁ。




いにしえは演出的にというか立ち位置的に出られなかったんだと思ってますが、りょーたの代わりで出た1回と、りょーたと池ちゃんの間で少しだけ踊ったという千穐楽は一体何だったのかとは思う…どちらもわたしは見てないので、この春のいにしえにはやしくんはいません。そこだけはわたしのオタク人生が終わるまでずっと根に持つ。



とまぁいろいろ思いつつも3人のエネルギーをとにかく感じた歌舞伎だったので、クリエがほんっとーうに楽しみで。もう明日からですが期待しかなくて。毎日チケット持ってるのがこわくてどうしようどうしようって思ってるけど、絶対に楽しくて最高にかっこいい3人が見られるってことは信じているので。最高の時間を過ごそうね。去年よりも一層ステキな景色を見せてあげられたらいいなぁ。わたしの春はまだ終わりません。

*1:3年前は4人で出てるので