秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

救世主が必要なんじゃない?

殴り書きです。


御園座に行けてよかった。演舞場よりもはやしくんがのびのびしてるように見えたのは気のせいかな、でも地方公演だとそういう感じになるよね?と博多座を思い出したり。でもほんとに、顔つきがちょっと違った。わたしの気持ちやコンディションの問題もきっとあって、4月からずっとはやしくんは最高のパフォーマンスをしていたし前だけ向いてたんですよ。でも今日改めてステージに全力な姿を見て、このひと以上はいないなぁと思えたんです。何回めだよって話だけど見るたびにそうやって確認しないと安心できないんですね…めんどくさいおたくでごめんね。




グループを抜ける理由を「芝居をやりたいから」と言ったけどほんとうはそれだけじゃないだろうとみんなきっと思っていて、でもわたしは正直どっちでもよくて(そういう言葉でしか表せなかったのかなとも思う)はやしくんが思い描く未来に進めるのなら良いんだと、それだけを信じていたかった。でもやっぱりいろいろ聞こえてくるし、今は本人の言葉ではそれ以上のことはきけないだろうし、何か形にするまで見守るしかないんだと思って。ただ願っていたのは、芝居か歌とダンスかどっちか、なんて決めないで、自分の持ってるものを全部諦めないでほしかった。全部できる道を選んでほしかった。すぐには無理でもいつかまた、広いステージで歌って踊る姿を見られるといいなって思っていた。まぁでもあぁいう形で発表した以上は、歌舞伎が終わったらしばらくは歌って踊るはやしくんは見られないんだろうしそれは仕方がないよねって飲み込んで。


それで4月に歌舞伎入ったら、歌も踊りも芝居(というほどじゃないけど語り手)もやっぱりわたしがすきなはやしくんで、こんなに素晴らしいパフォーマンスができるのにそれを(一時的にだとしても)手放すの?と悔しくて。そしたら雑誌で、「歌も踊りもできるミュージカルをやりたい」って。そうだよねそう思ってるのは知ってたけど!今それ言えるのか!と脱力してしまい。だって1〜2年前からミュージカルやりたいって言ってたし。でもそれだけではグループを抜ける理由にはならないでしょう?いやはやしくんにとってはなるんだよね。はやしくんの思うことはわかる気がするんですよ。でもたぶん大多数の人はそういう風には思わなくてそれじゃ納得しないから、だからこーたは最後までわからないって怒ってたと思うし。だから当分はあの3月31日の文章以上のことは言わないんだと思ってたんだけど。


つまりは最初から何も諦めるつもりはなかったんだなと気づいて、わたしがこれまで見てきて知ってる、こんなひとって思ってるはやしくんは実際のはやしくんとそんなにずれてないんじゃないかなってちょっと安心もして、今日御園座に入ったら。5月よりもさらにダンスの表現力に磨きがかかって、歌声の伸びやかさも声量も圧倒的に増していて、笑顔が眩しくて、全力で必死なんだけど悠然とした空気も纏っていて。きっともうこれ以上の人はいないなぁって強烈に感じたステージでした。
そしてふと思ったの、この先も舞台に立ち続けてくれて、いつか40代、50代になってかっこいいおじさんになってもステージに立つはやしくんを見ていられる、そんな未来だってあるのかもしれないなぁって。いつも目の前のことしか考えられなかったし次はないかもって思っていたからそんなの想像したことがなかったけど、そこに辿り着く可能性はゼロじゃないのかもなぁって、妙にリアルに想像できて。そうならない未来もあるけどもしかしたら、って想像できたことが嬉しかったです。すきなものをすきでいることをやめたり諦めなくていいんだなって、すきなものを全部抱えて進んでいけばいいんだなって思えた。


答えはわかってるのに情緒不安定なのはわたし自身が不安定だからで、状況を重ねてしまって勝手に励まされたりへこんだりしてるめんどうなおたくでほんとに申し訳ないのだけど、今日はいろんな意味ではやしくんに心救われた日でした。ほんとうにありがとう。また不安定になるだろうけどもうちょっと頑張れると思う。頑張れなくなる前にまた会いにいくね。覚悟を決めてわたしのドラマをやらなきゃね。