秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

きみの笑顔のためにここで叫ぶよ

関西ジャニーズJr.1stツアー・全16公演
お疲れさまでした。




初日の広島から数えたら約3ヶ月。かんじゅはじめての長い長いツアーがやっと終わりました。最後の公演が終わって外に出たらひどい雨でそういえば去年のかつんツアーのラストも雨だったなぁって思い出して。なんだか妙に清々しいような気持ちでした。あぁ終わったんだなって……決していいツアーだったなんていえないけど、最後まで追いかけてきて見届けてよかったと思えるオーラスだった。おつかれさま、ありがとう、そう心から思えた。何の意味も見いだせないと思ったこのツアーの最後をこういう気持ちで締めくくれたのははまだくんの力。だからこの2ヶ月感じてきたこと、いま感じていることを残しておきます。ぼかしたりしてないしきつい表現もあると思うので畳んでます。
















このツアー中に彼は変わった。それは誰がみても明らかで。彼が考えていたことを知る術はないのであくまで勝手な推察です。だけど確かなのは、わたしにとってはまだくんは誰より優しくて強いひとでそんな彼がだいすきだということ。そんなこととっくに知ってた。だからすきになったんだ。結局ひとまわりして同じところに戻ってきたんだけどそれはすごくしあわせなことなんだよね。


広島から1ヶ月がたって再開して、何が起きてるのかわからなくてただ心配で仕方なかった福井。いろんな思いがあって必死で2人分の責任を背負い込んでいた神戸・徳島。決定的な事件が起こったあと、覚悟を感じた大阪・福岡。そして最後の名古屋。この間にはまだくんのことを心配するのと同じ強さで願っていたのは、大智のことを過去形にしたくなかった。すきだったなんて言いたくなかった。これからもすきだよってそう言いつづけたのは小さな抵抗。大智を置いていきたくなくて、できるなら9人には待っていてほしかった。だけどもうそれができないことが決定的になった5月2日。それからはもう立ち止まったり後ろを向くことは許されなくて、自分の意思がどこにあったとしても前を向くしかなかった。実際に彼らはもう、ものすごいスピードで走り出してた。だけどそれはきっと大智を置いていくわけじゃない。待ってるわけでもなく穴を埋めているわけでもない。最後に見たビクゲで感じたのは、ただ彼らは彼らであり続けようとしていて、その時の自分にできる最高のパフォーマンスをしていただけだったんじゃないかっていうこと。言葉のあやだとか見方の問題だ、結局同じことだといわれたらそれまでなんだけど、難しいなぁうまくいえない。なんていうかそれまでは10-1=9だったのが1+1+…+1=9になったというか。だって徳島まではほんっと気持ちのぶれというか不安定なのが表れすぎていてただただ心配だった。だけど大阪ではもう変わってた。おかしくなってしまったバランス、足りない場所を埋めるんじゃなくてただじぶんにできることをする。はまだたかひろとしてステージに立つこと。それが彼の選んだ答えなんだと思う。




このツアーの一番の問題は出演するメンバーが不定だったことで、応援したいひとの姿を見られないなんてファンにとっては何よりかなしいこと。本人だってものすごく悔しいに決まってる。だけどステージにいたらそれでいいかって、それだけじゃなかったよね。あえて言うけど選ばれた側だって複雑で、そこにいることに安心はしても素直に喜べなかった。それがまた申し訳なくて、他担のひとに対しても*1じたんに対しても。でもそんな風に思う必要はなかったのかもなぁってはまだくんの言葉で気づきました。「ツアーについてきてくれてありがとうございました。」そういってくれて肩の荷が下りたというか。既存のファンが各地についていくだけじゃだめだろうってよく言われてたしわたしもそう思ってたし、ただ応援したくて自分の目で見たいから行ってたわけでそれは自己満でしかないと思ってたけれど、少しでも力になれていたのかな。そこに意味があったのかな。そんな風に思うのは甘いかな。


そして最後のあいさつは断片的にしか覚えてないんだけど。「楽しかった!このツアー。みんなの夢がひとつ、叶いました。これからもこの夢をもっとおおきく、でっかくしていって…みんなで一緒に夢をかなえていきましょう。ありがとうございました。」このときの顔も言葉もとても力強くてまっすぐでした。一番聞きたいと願っていた言葉をこのひとの口から聞けたこと、このときの会場の空気がとてもあたたかかったことも相まってわたしは涙をこらえられなかった。そうだよね。これは夢への第一歩だったんだ。あの時とはすっかり状況が変わってしまっても見失ってなかった。それがこのひとの強さ。諦めることは考えてなかった。そして帰り道に野球大会の東京ドームで5人がビッグゲームを披露したと知ってまた泣いた。これからもこのひとは夢をかなえていく。降りることを決めたときに思ってたこと、改めて信じようと思ったよ。信じるっていうのはそれが絶対ということではなくて、裏切られてもいいということ。だって気づいてるのか無意識なのかわかんないけど"信じる"という歌詞を歌うときの彼は全身で"信じて"って訴えてる。そんなの信じるしかない。


そんな感じで悟り開いたような気分でこれはきっとおたくとしてネクストステージ到達です。どこまででもついていってやる。もう失うものなんてないから、信じる道をいけばいいよ。誰かと一緒でもどんな場所でもいい、ただ自分のために夢を追いかけて。わたしはその背中を押したいだけだから、これからも応援させてくれたらそれでいい。そして小さくてもいいから夢がひとつでもかなう瞬間をみせてもらえたらこんなにしあわせなことはない。矛盾してるけどこれがわたしの幸福論。もはや宗教ですか。でもアイドルって一種の宗教だよね。






ネクステ到達とは別の次元で大智に対してはまだまだ思うことがあるしきっといつまでたってもそれはなくならない。ずるいなって思うよ。はまちゃんだいすきだったくせに、ずっと当たり前に隣にいたのにそこからいなくなって、こんなにもわたしの心を動かして揺さぶっておいて、なのに忘れることも赦してくれないんだからほんとずるい。そんなふうにたくさんのひとのこころを揺らしたあなたはやっぱりアイドルなんだよ。いつかそのことにも気づいてくれたらいい。ううん気づかなくってもいいから、どうかどうか笑っていて。しあわせに生きて。いまはそう願っています。

*1:だからそう思うこと自体が失礼だと思うんだけど