秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

だからねぇ 魔法をかけて

最後の、ショーが始まった…

 

LAST WINTER TOURと銘打った(というか事実、ほんとうに最後のツアー)初日東京、SEが流れてメンバーがゆっくり登場してダンスセクションから始まった瞬間そう感じて、わたしが見たいと思っていたCUBERSがきっと全部ここにあるんだと悟った。ゆうきさんに感謝した(早い)ライブの始まりでした。

 

 

 

 

”Let's start it.始まるストーリー まるで映画のように”から始まる、まさにその通りでこれまでの物語をぎゅっと詰め込んだSHOW、でも夏に比べたらずっとずっと『今』を示すセトリだったよね。

4年前はしゅーすたはとても”踊る曲”で、セトリに入ってるとキツイってメンバーが漏らすほどで、だからこそかっこよくて大好きだった曲。だけどこの4年でもっともっとハードに踊る曲が増えて、ゆうきさんって手を抜かせてくれないからしゅーすたの前後にばちばちに踊る曲続けるようなセトリ平気で組んできて。そんな曲たちを歌い踊り続けてくれたから今回のセトリもとんでもなくハードなことになってて(最近のライブはずっとそう)もう限界だろうなと汗の量や表情から全部伝わってくるのに一瞬呼吸を整えたら、また全力で前を向く。アンコールの最後の曲まで全力で踊る。

そんなCUBERSの、ある意味では不器用で、パフォーマンス力真っ向勝負!って感じのライブが何よりも大好きでした。これで完成形なのだとメンバーは思えたのかな。これ以上はないよ、って思えるライブでしたか?最高のライブツアーだったことは間違いないけれど。そんなメンバーの全力に応えたいからコール曲は全力で声を出す、腕を振る、一緒に踊って一緒に笑える、その時間が頭がおかしくなりそうって思うくらいに幸せで、ずーーっと、このままがいい、って思い続けてた。

 

 

 

 

 

堀切さんが本気以上を込めてアレンジしたのであろう楽曲たちが愛おしかった。音を重ねて重ねて華やかになったそれよろ、バラードアレンジでシンプルになったなんなんだろう、まさかの倍速神様、たぶん当時のまま?の26.5。最後の1音まで手を抜かない音楽を、全身で感じて表現する5人が世界でいちばんかっこいいんだよ。一人ひとり拾う音が少しずつ違って踊り方のクセも違うのに、5人で踊って完成するダンスが大好きでした。そしてメンバープロデュース曲を踊る春斗くんのダンスが特に素晴らしいと思っていて、特にForgoodと27club、ゆうたかに何回感謝しても足りないのですが……よく考えたら、お互いのこといちばん知ってるメンバーが今表現したいことを形にしているのだから、それは素晴らしいものになるでしょうねって当然なんだけど、それが今だからできたことなのは感謝とともに悔しい気持ちにもなって毎回どうしていいかわからなくなりますね。

ファイナル大阪で春斗くんのダンスをそれこそ指先から足元まで見ていられたのがただただ幸せでした。春斗くんが取ってる音を少しでも感じたくて夢中だった。どんなときでも足の使い方が大正解!しかなくて、こんなに全部を好きだと思える人なかなかもう出会えないだろうなぁ。

 

 

 

 

春斗くんの歌は上手いっていうだけじゃなくて、歌のもつメッセージが言葉じゃない何かを通して胸にまっすぐ刺さるような、そんな力を持ってると思うんです。感情が直接届けられるって不思議な感覚、だからいつもこちらも全力で感じとらなくちゃと思ってる。今のわたしはちゃんと受け取れてるのかな。

憧れてた人の真似をしていたあの頃(26.5)、見本にしてた人も変わる、って気づいた今(ゆらゆら)でみんな大人になっちゃったんだなって思ったり、

スーパーマンになりたいけど人生自分次第、それでもあなたがいるから世界は美しい(ABM意訳)ってすごく春斗くんらしい歌詞だなって思ったり、また日を改めて(add love song)って改められなくなっちゃうけど?!って毎回思って泣いたり。

温かくてハッピーな気持ちも、寂しくて苦しかったのも、あの頃よりも増した表現力に感動したのも、とにかく感情が忙しいライブだったな。3公演ともたくさん泣いたし笑ったけど、ぜんぶ春斗くんのせいだよ、わたしはなんて幸せなんだろうね。

 

 

 

 

こんなにも楽しくて感情をめいっぱい揺らされて、とてもとてもいいライブなのになんでもう見られなくなっちゃうんだろうって、初日が終わってからずっとその気持ちで、寂しくて悔しかったよ。

記憶は薄れても感情は残る。言葉が消えても音楽は残る、と思う。残された音楽を愛し続けることは間違いないけどそれよりも、この先も更新される音を、踊りを、歌声を、聴いて見ていたかったなぁって、もう終わりがくることはすっかり受容したつもりの今でもやっぱり思う。きっと春が終わってもそう思う。

 

 

 

 

でもかっこいい人達だなぁって、この5人でCUBERSでいてくれて、5人で幕を下ろす・マイクを置くことを選んでくれて、それを選ぶことができたのは恵まれたことなんだなぁとも思う。そう思いたいだけかもしれないけど、そう思わせてくれないとまじで亡霊になって一生成仏できないからそう言わせてください。世界でいちばん大好きな5人を、これからもわたしの誇りだと思い続けられる、それだけの思い出をもらった4年半だったし(まだ終わってないヨ)そう思えるための9ヶ月だったんだなという気がしています。

 

 

 

 

残された時間はあと2ヶ月切っててもう止められなくて、怒涛のスケジュールだけど一つひとつ大切にしたい、後悔のないようにできる限り見逃さないように、大切な気持ちは伝える、たくさん笑う!!最後まで全力で駆け抜け(たくないけど)ようね!