秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

また君に会うためのさよならをします

少年たち‐Jail in the sky‐千秋楽おめでとうございました。
キャストのみんなも、スタッフさんも、おたくも、皆様お疲れさまでした。




今年も日生劇場に通うことができてよかったなと思います。個人的にはいろいろとあり、悩みの尽きない夏秋だったけれど、結果的に増えていたチケットはどの公演も見て良かったと思えるものだったし後悔はひとつもなかったです。楽しかった!って心から。それはひとえに周りのはまだすきーなお友達のおかげです。いつもはまだくんのことだいすきで、かっこいいねって沸けて、でも盲目なだけじゃなくていいところも直してほしいところもちゃんと見てる、そんな同担のお友達がたくさんいてしあわせだなあって改めて感じました。



細かい感想はまたいずれまとめたいなと思っているのですが今年に入って全く実行できた試しがないのでどうなることやら…^^ひとまず看守長という役とはまだくんについて。







関西から7人出演するって決まった時点で9割方看守長だろうなーとは思ってて、しょうちくの演技がすごくよかったからそれを東京でも見てもらえることはうれしくて、でも本人の精神的なところとか不安はあって、初日はただただ憂鬱で。でも最後まで演じきったはまだくんはほんとうに素晴らしくてかっこよかった。はまだくんにしかできない看守長を創りあげたね。最初こそ、周りのキャストとの距離感とか劇場の空気を掴みきれてない感じがしたけど、見事に『俺の城』を築き上げたと思います。


いままでと比べるつもりはないけれど、今年は全体的にストーリーもわかりやすくなっていて、その中で看守長は絶対的な存在で、物語の軸となっていたと思うのです。だから決してぶれたり崩れてはいけない。誰よりもそのプレッシャーは大きかったのではないかなって。でもそんなことを感じさせない存在感で。公演が折り返したあたりからかな、もう心配は全然してなかった。もっとよくなる、変えてくるっていう期待しかなくて、次はどう変えてくるだろうって楽しみで、その頃から他の看守たちも少しずつ演技を変えていて。軸がぶれないからこそ周りもそうやって動けるのかなあとぼんやり思いました。今年の看守長を演じたのがはまだくんでよかった。はまだくんだからこそできたんだよって胸を張って言いたいです。






どんどん頼もしくなっていく背中にはきっとたくさんのひとの想いを背負っていて、だけどそれを感じさせない柔らかさでふわっと笑うところがだいすき。いつだってわたしの世界のいちばんてっぺんにいて、だいすきで仕方がなくて、誰よりも応援したいひと。遠い遠い場所にあるとおもっていたその夢に、今は少しずつ近づけているのかなって、そんな気がしています。まっすぐに前を向いて進んでいけるから、自分のちからで未来を掴めるひとだから、確かなものは何もないけどきっと大丈夫って確信を持てた。そんなわたしに隙があったことは自覚しているけど、それはまた別の話。別れた時より素晴らしい場面、をまた見せてくれたらいいな。本当にお疲れさまでした。