秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

人は誰も愛されて生まれる

だいち、誕生日おめでとう。


こんな風にきみのことを書くのはあまりいいことではないのかもしれません。それでもこの日だけは、世界の誰よりもしあわせにすごしてほしい日だから。




いまのきみの姿なんて想像できなくて、もしも今も隣にいたらっていう想像もうまくできないくらいに時間は流れてしまったけれど、だいすきだったふたりの姿はきっとこれからも色褪せない。
はまだくんはわたしの夢です。だいちくんは、わたしの希望でした。きっと後にも先にもこんなふたりはいないとおもってる。わたしが唯一愛したシンメ。思い出を美化するつもりはないけれど、それでも私は願っていたい。後悔と反省を抱えて、誰かのしあわせを作ってきたことにはほんの少し胸を張って、生きていってほしい。


わたしはやっぱり許すことも忘れることもできなくて、でももうそれもこれもぜーんぶ抱えて進んでいこうと決めました。苦しくて苦しくて仕方なかったこともたくさん泣いたことも、きらきらして幸せだった日々のこともそっとしまいこんでいるんだけど、今日が近づくと考えないではいられなくて。今日は押入れの奥にある宝箱を引っ張り出して、中身が変わらずにそこにあることを確かめてみるような、そんな一日でした。何かあったときには開くかもしれない。何もなかったらきっと1年後に、また開いてみるのかな。きみにであえたことがわたしが生きていく小さな支えになっているのかもしれません。


少なくともわたしは、いまのだいちについて全く知ることはできなくて、でもそれが当然だしだいちが一生懸命に生きている証拠なんだと思っているし知りたいとは思わない。最近やめじゅ界隈のあれこれにげんなりしているけどアイドルは最後までアイドルであってほしいなぁと。表舞台を去ったとしてもそうやってそのひとがいたことは見ていたひとの心の中に残ってるんです。そんな大切な存在なんです。それを壊すことはしないでほしいなって、勝手な思いだけど。





きっときみなら何にだってなれるしどこにだって行ける。どうか笑っていてください。23歳おめでとう。