秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

華やいで輝いて瞬いてく

 

 

 

SKY-HI TOUR 2019-the JAPRISON-

2月3日、ツアー初日の東京公演と4月7日名古屋公演に行きました。これでわたしのJAPRISONは終わりです。ずっと忘れたくない景色を見せてもらったから、またこの気持ちを思い出せるように少しでも、と思って書き始めたけど抽象的なことしか書けなくて何の参考にもなりませんね…

 

 

 

 

ライブの話の前にひだかくんのこと。ひだかくんという人を知ってから不思議に思っていたのは、どうしてこの人はこんなにも自己肯定力が高いんだろう?ってことでした。わたしは自己肯定感めちゃくちゃ低いので、絶対自分の中からは出てこないような言葉を放つひだかくんが眩しくて。自分の作るものを謙遜なく嫌味なく、最高だ!って言えるその強さはどこから来るんだろう?って。でもだんだんわかってきたのは、わざわざ弊害の多い道を選んでるのかなっていうくらいに苦労もしてきたんだということ、それはきっとひだかくんの真面目さと愛情深さゆえなのかなということ。音楽を愛して愛されて真摯に音楽を作り続けてきたこと。人間の嫌なところ、目を背けたいことにも正面から向き合う人。誰にも言えないどうしようもない気持ちとか、前を向けなくて世界に見放されたように感じてしまう絶望とか、そんな気持ちを知っているからこそ、そこから踏み出すための言葉を持ってる人。音楽はそんなひとを救ってくれるということを信じている人。神様みたいなひとだなと思うけど同時にとても人間らしいひとだなって。

 

 

聴けばわかるけどアルバムJAPRISONはそんなひだかくんの生き様を音楽にしたようなもので、でも個人史ではなくどんな人にも伝わる、自分のことを歌ってくれてるんじゃないかと思える、寄り添ってくれる、とてつもない力を持っているんです。その世界を生バンド、映像、照明、ダンスパフォーマンス、そしてひだかくんの声で作りあげたこのライブ、楽しすぎて幸せすぎてずっとやっててほしい。あと2会場で終わっちゃうなんてもったいない。

 

 

初日東京はひだかくんがもうガチガチに緊張しててびっくりしたけど、それでも素晴らしかった。それはもう、この日にもらったメッセージでもうしぬまで幸せに生きていけると思えるほどに。でもそこから2ヶ月経って名古屋で見たら、それをまた上回る幸せがあったんですよね。同じツアーでこんなにも変わるものかとすごく不思議なんだけど、センチュリーホールまるごと愛で満たされていて、夢見てるんじゃないかと思うくらいの多幸感はなかなかないよ。

ひだかくんもめちゃくちゃ声がよく出てたし、自分でも調子いいわー体動くわー声出るわーって言ってたし、こういう風にやりたいって思う120%くらいのパフォーマンスできてるんじゃない?っていうくらいに、力が抜けてるのにものすごくエネルギーを発してるような状態だったよね。神懸かってたしとにかく愛だった、愛の人だった。

やっと覚えた愛ブルームの手振り、一緒に踊ってたらひだかくんは12月の豊洲を上回るくらいきらきらの笑顔で、ほんと飛んでいってしまいそうに見えて、まぁそんなわたしの方が幸せすぎて飛べそうでした。

I Think,I Sing,I Say がほんとに大好きで、でもこの曲で終わりだから始まってほしくないんだけど聴きたいっていうジレンマと戦う2時間でもあるのかもしれないw ここに至るまでの流れが完璧すぎて、幸せを浴びて期待値がめいっぱいあがった状態で辿り着く世界がとても優しくて、ひだかくんは天才だなって思うしそんな世界に生きてることをありがたいなと思えるライブでした。

 

 

 

 

 

SKY-HIの音楽に出会えた人生で、同じ時代を生きることができて幸せだなと日々思います。そしてこの先の人生もひだかくんがいるなら生きていけるだろうって、何があっても(穏やかに生きていきたいけれどそうもいかないだろうから)きっとまた救ってくれる、一生の味方を得たのはとんでもなく心強いことです。ありがとう、そしてこれからも光っていてね。またね!