秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

悲しいよって誰かが言った 綺麗な涙とともに

わたしに言えることなんて何もないのだけど。感情のスイッチはずっと前から切れたままで、なにを見てもきいてもうまくことばが出てきません。それでも思うこと。






どうか前向きな理由であってほしいなと思う。そうじゃなきゃ悔しい。どんな場所であってもただそこに立っていてくれさえすれば。いなくなってしまったら、もうアイドルであるそのひとに夢をみることができなくなってしまうのだと、それは何よりもさみしくてかなしくてくやしいことなんだとわたしは知っています。わたしは2人に対してなにもできなかったけれど、ファンや仲間の存在が、このステージの輝きが、留まろうとする理由になれなかったのなら悔しいです。だからそうじゃなければいいなと願っています。




確かなものなんて何もない場所にいることはよくよく理解しているつもりだけれど、どこかでそんなことないんじゃないかって思いたくて、つい忘れてしまいそうになる。それほどあのこたちの輝きが素敵なものだから、これから、を見たいと思ってしまうんだよね。アイドルってずるい。




いつだって後悔しないように全力で応援しようと決めていて。でもきっと、どれだけ全力を尽くしたって、たとえすべての現場に行ったとしても、その日がきてしまったら後悔するんじゃないかと思う。今の夢を諦めてしまったとしたら、いなくなってしまったら、悔しくって仕方がないもの。後悔しないなんて無理で、それでもついていきたくて、きっとそんな風にはならないと信じて応援したいひとはひとりです。その事実がいまは少し重くて抱えていられる自信がない。西へ西へと夏が近づいているのが少しこわい、かな。どうせなら早く秋になってほしい。