秘密のI love you

答えはいつだってステージにある

今夜 星の下で

去年の今日は青山劇場ではやしくんを見てたんだなーと思い返して、改めてもうあの場所には入れないことの重みを感じる。
おたくはいつまでも夢を見ていたいいきものだから、わたしは何かを終わらせることがへたくそでさよならって言葉が苦手です。だからまた来月ねって言ってくれるはやしくんの文章はすき。




青山最後のプレゾンは正直、最後まで1つの舞台作品としてはすきにはなれませんでした。申し訳ないと思うけれど、ただひたすらにきらきら輝くひとを追いかけるので精一杯だったしそれ以上のものを見つけられなかった。最後のプレゾン、が前面に出すぎてる気がして、わたしはそれよりもじたんを見ていたいだけなんだけど、って捻くれててすみませんでした。
それでもこうして映像に残してもらえて、見ることができたから気づけたことがたくさんあって。この舞台にはやしくんが出逢えたことも、最後の公演に出られたことも、それをわたしが見られたことも、とてもありがたいことだったんだなってやっと感じられたり。またどこかで、このカンパニーの全身全霊で踊るガイズを見られたらいいなと思うし、だけどそれはもうまったく別物のガイズなんだってこともわかってる。同じものをまた見たいと思うよりも、もっともっと輝く姿を見たい。



道はひとつではないのだと思います。何が起こるかわからないからこそ楽しいんだと思います。限りなく平行線だと思っていたらある時突然に交わったり重なることだってある。ひとつの点に集まった線がまた分かれていくことだってある。何が正解かなんて後になってみなきゃわからない。揺らいだりぶれることだってあっていい。




ただ願うのは、あなたが歩いてきた道を後悔しないこと。なりたいものに近づけること。その輝きがたくさんの人に見つけてもらえること。ちょっと欲張ってもいいなら、それをできる限りながく見ていたいなぁ。どんな時間もそのための一歩になればいい。




わたしは織姫じゃないしはやしくんは彦星じゃないから会えない期間が愛を育てるなんてことは言えませんが、つまりはそろそろ燃料切れそうでなんとかしてよって大声で言いたいのですが、言っても仕方ないのではやしくんに連載以外でお仕事くださいじむしょのひと!!と切に願う七夕でした。